症例13 右側の首から肩にかけての張りとだるさ

右側の首から肩にかけての張りとだるさ。

男性 40代

 

症状

20代の時から右の首と肩が張っていてだるい。

特に発症のきっかけはなく、気づいたら症状が出ていたとのこと。

その他の症状 背中の痛み、花粉症 全身の冷え 腰痛

 

使用したツボ

脳戸 京門 完骨 外関 太陽

治療内容

腰痛や背中の痛みなどあるのでうつ伏せで触診してみると右側の華佗穴と肩から腰にかけてほとんど圧痛があり、両臀部にも圧痛がある。

そのため脳戸に刺鍼して右側の華佗穴の圧痛を取り除き、肩から腰にかけての圧痛と臀部の圧痛を京門で取り除いた。

その結果、腰の痛みはほとんどなくなり、首や肩のだるさは半分ほど軽減した。

最後に完骨に刺鍼して残った首と肩のだるさを取り除いて初診を終了した。

3回目の治療では首の表面のだるさや張りは取れたが、まだ奥が残っているとのこと。

そこで首の胸鎖乳突筋を丁寧に触診してみると圧痛があった。

太陽、外関に刺鍼してその圧痛を取り除いた。

その結果、6回目の治療で右首と肩の張りやだるさは改善した。

長年の首や肩の張りとだるさが6回の治療で改善した症例である。

 

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