症例12 座っている状態で足があげづらい症状
男性 40代 座っている状態で足があげづらい症状
症状
ホームページを見て当院に来院。座っている状態で左足があげづらく、ひっかかる感じがするという。
その他の症状
反り腰になっていて腰が少し張っている。
使用したツボ
脳戸 京門 帯脈
治療経過
腰が少し張っているというのでうつ伏せから腰周辺を触診してみると、L4、L5の華佗穴と左の仙腸関節に圧痛があった。
脳戸でL4、L5の華佗穴の圧痛を取り除き、仙腸関節の圧痛を京門で取り除いた。
10分くらい置鍼して症状を見てみると足が上げやすくなったがまだ半分程度残っている。
そこで立った状態で帯脈に刺鍼して、症状を見てみるとさっきまであげづらかった症状がなくなり、
とても喜んでいた。
腰が張っていたのもなくなったので1回の治療で終了した。
腰の張っていたのが原因で股関節の運動がうまく働かなかった可能性があり、そこを改善した結果、股関節がうまく働き、足があがりやすくなったと思われる症例である。