症例7 右肩の痛み
症例7 70代 女性 右肩の痛み
症状
20代からずっと肩こりを患っていて10年前から両肩が痛くなってきて左肩の痛みは右肩がまだ痛む。
その他の症状 眼精疲労 首のコリ 腕の冷え
使用したツボ 脳戸 完骨 外関 後渓 合谷
治療内容 経過
触診してみると肩の三角筋前部、後部と棘下筋、僧帽筋、胸鎖乳突筋、頚椎や胸椎の華佗穴に圧痛があった。
まず脳戸に刺鍼して華佗穴の圧痛を取り除き、棘下筋や僧帽筋、胸鎖乳突筋の圧痛を完骨、京門で取り除いた。
三角筋前部は合谷、三角筋後部は後渓で圧痛を取り除いた。
その結果、肩の痛みも10~3になり、肩を上げてもそれほど痛くないため最初の治療を終了した。
3回目の治療終了後には肩こりは楽になり、6回目の治療では痛みはほとんどなくなって肩を上げても痛みはでなかったのでここで治療を終了した。
肩周りだけではなく、頚椎胸椎の治療をした結果10年以上前から患っていた肩の痛みを早期に改善できた症例である。